こんばんは!モッチーです!
昨日もお伝えしましたが
サンダースから別注を作らせていただくことになりました!
去年イギリス買い付けのとき、とある町のさびれた洋品店で出会った一足から、この別注は始まりました。
その店には、レディースのドレスやコスチュームなどが並ぶ、地方でよく見かける面だけは良い洋服屋さん
案の定店内はスカスカ、店主もヤル気のない感じ。「これはないな」とすぐに店を出ようとしたそのとき、
ショーウィンドウの隅にひっそりと置かれていた靴箱が目に入りました。
ダメ元で手に取り開けてみると
そこに入っていたのはSANDERSの一足。


最初は「ポリッシュレザーのよくある軍靴かな?」と思ったものの、一目で「あれ?なんか違うぞ」と。
何か違和感を感じる1足
わかりやすくいうとアメリカのサドルシューズに近い。
内側には“NAVAL”の刻印、そしてインソールには“Skipper Shoes”という謎の名前が。

店主に聞いても詳細は不明。。
帰国後に調べても、“Skipper Shoes”についてはほとんど情報がなく、結局その正体はわからないままでしたが、
どうしてもこの靴をただ販売するだけではもったいないと感じました。
そこで、弊社のオーナーたちにこの靴をもとに別注できないかと相談。
取引先でもあるサンダース総代理店のグラストンベリー
担当の和田さんと中本くんにも相談し、SANDERSと正式に別注企画がスタート。
なんと当時の木型がファクトリーに残っているという奇跡が!
さらにskipper shoesの謎も解き明かされました
skipper shoesとは


第二次世界大戦後
リブランド化を図ったサンダースの
スポーツ観戦やスポーツ愛好家へ向けて販売されたライン
今までミリタリーのイメージを払拭するために
名付けられたのがスポーツのキャプテンなどを指す
skipperが選ばれました。
当時は広告にはクリケットやオックスフォード&ケンブリッジの大学ボートレースのポスターも、
起用されていました。
今回オリジナルのポリッシュレザーではなく、

レザーはカッターワクシー
ワックス仕上げのフルグレインレザー
普段はブーツに用いられるレザーで
使い込むと茶芯が出てきます
耐久性、エイジング、無骨なのにしなやかな印象です。
ソールは薄くボリュームを抑えた黒塗りのレザーソールにしております
※ご覧いただいてるサンプルから2点ほど仕様変更があります。
1 内羽根付近の仕様がオリジナルと同じくステッチを無くします。
2 内側をコットン張りからレザー張りに変更になります。

太めのパンツからスラックスまで
オンオフ兼用で履いていただける万能な一足

今日スタッフ鍵和田がTEATORAのパンツを履いていたので、試着してもらいましたが
太めの黒パンでもかなり良い

昨今の物価高で、良質な革靴はどんどん高価になっています。
もちろん高級靴の良さもありますが、
日常的に履く靴がうん十万円では、なかなか手が出ないし、天気によっては履きづらい
今回の一足は、リアルに使える革靴になったと自信を持っています。
この靴が形になったのは、グラストンベリーの皆様の協力があってこそ。
本当にありがとうございます。
JAMでしか買えない特別な一足。サンプルとオリジナルをご用意して、店頭でお待ちしています。
受注期間 10/22〜10/30
オーダー可能サイズはUK6.5〜UK10
サンプルはUK8
オリジナルはUK10
を用意しております。
私が USコンバース8.5 ニューバランス9D JMウエストン180 6/D
スタッフ鍵和田 USコンバース8.5〜9 ニューバランス9D JMウエストン180 6D
2人とも今回のサイズ8でカカトの隙間もなく
いい感じです。
タイト目のフィットが良い方はさらにハーフサイズ
下げてもアリなのかなと思います。
※シューズは2026年4月納期を予定しております。
販売価格 ¥70000-(¥77000-税込)
今回JAM CLOTHINGのみの販売になりますので、
ぜひ店頭にお越しください。
WEB受注も今週の週末開始予定しております、
後日アナウンスいたします。
何かご不明な点がありましたらLINE,電話でのお問い合わせお待ちしております。
下記URLより登録すればお問い合わせもスムーズ!
Instagram jamclothing_official_s
でも商品紹介もしていますので合わせてご覧ください。
JAM 042-723-8284
営業時間 12:00~20:00